田んぼ日誌

米粒の選別

2023年9月28日(木) 「お米を買ってもいいよ」と言ってくれる友人がたくさんいて、とてもありがたい。1年目は1枚だった田んぼが2年目には(小さいけど)5枚になり、家族分以外はどうしようかと心配もありました。でも収穫後には、何度も注文してくれる家族…

最後にちょこっと稲刈り

2023年9月23日(祝)晴れ 稲刈りはほぼ終えてはいたけれど、最後にもうひと組、友人家族のために残していた小さな田んぼの稲刈りをした。ずっと手をつけらずにいた手強い湿田を今年春、ひたすら鍬とスコップで排水させたところだ。 ミニ田んぼはふたつ。ひと…

2回目の稲刈り

2023年9月16日(日)晴れ 敬老の日の3連休は友人家族も来てくれて稲刈り第2弾。暑いぐらいのよい天気になって、心配していた田んぼのぬかるみもそこそこなんとかなった。それでも、念のためコンバインは入らない方がよさそうなエリアがいくつかあるので、み…

稲刈り のち 稲刈り

2023年9月10日(日) 毎年9月の第2日曜日は「毛原の棚田体感ツアー」の稲刈り体験会。今年はそのあと、午後に自分の田んぼの稲刈りもすることにした。ひとまずよい天気になってよかった。 体験会には娘の同級生家族とその友達家族も来てくれてににぎやかに稲…

風火(かざび)のこと

2023年8月27日(日)晴れ 毛原では毎年9月1日前後の日曜日に「風火(かざび)」という行事がある。 集落の上にある大岩神社でマントウを焚きます 氏神の大岩神社にマントウという護摩木を持ち寄って焚き、本殿と横の斜面にある祠などをお参りして、般若心経…

ワナが作動しない原因は...

2023年7月29日(土) 獣害対策ワークショップで兵庫県立大の山端先生と福知山市の担当の方が来村。モニターカメラの映像で、シカが檻の中まで入っていたのに罠が作動しないことが何度もあって、アドバイスをもらいながら対策を考えました。そのあと現地に行…

出穂

2023年7月28日 まわりの田んぼより10日から2週間ぐらい遅くうちの田んぼも、ちらほらと穂が出てきました。これから40〜50日後が稲刈りなので、あっという間に来てしまう感じ。去年はこのあと倒伏もありました。今年はいろいろやり方を変えてみた部分もあるの…

中干し

2023年7月28日 稲の穂が出る少し前には、田んぼの水を抜いて土地を乾燥させる「中干し」をする。イネの根を張らせて倒れにくくしたり、稲刈りの時に土が乾きやすくしたり、といった効果があるという。土に空気が行き渡ることで、温室効果が高いメタンの発生…

畦と水路

2023年7月18日 連日の草刈り。昼間は暑すぎるので朝夕に少しずつ。草が茂っていると畦や水路が見えなくなって、水漏れなどに対応しづらくなってしまう。ここの田んぼはもともと、法面からそのままつながっていたものを、去年復田するとき畦と水路をつくった…

刈草の堆肥づくりに挑戦

2023年7月16日 少し前から考えていた刈草の肥料化(コンポスト)。材料までそろえたところだったが、海の日の連休に家族で遊びに来てくれた友人が、うまいこと完成させてくれました。ありがとう!(木枠の作り方は、京田辺のやまむファームさんのサイト〈3段…

雑草もりもり田んぼと雑草生えない田んぼ

2023年7月2日 大きい方の田んぼは抑草がやや失敗気味でコナギがもりもり。連日の除草作業。でも、堂付ヶ鼻のほうの田んぼはほとんどコナギが生えなくて助かっている。どちらも初期除草剤だけを控えめに使ったのは同じなので、いろいろ検証したいと思います。

ビフォーアフター

2023年6月18日 川沿いに茂るクズとフジが電気柵にぐるぐるぐる。伸びるスピードが尋常でなく、先だけ切っても切りがないので、意を決して川に入りました。そのビフォーアフター。

モグラの仕業

2023年6月17日 一気に水が抜けてしまった田んぼ。畦板のない側にトンネル発見。

みんなで田植え

2023年5月20日(土) 友人家族が来てくれて堂付ヶ鼻の田んぼでみんなで田植えをしました。小さな田んぼもきれいに手で植えてくれました。

田んぼに水が入って...感慨深い

2023年5月18日 堂付ヶ鼻の田んぼに水が入りました。4年ぶりぐらいに復田した去年は、水を入れてもぜんぜん溜まらず、雨の中なんども代かきをしてようやく水がまわっていったので、ほんとうに大変だった。それを考えると、今年はすんなり水が溜まって感慨深い…

(自分の)田植えスタート

2023年5月17日 地元のみなさんの田植えもだいたい済んで、田植えイベントも終わり、16日からようやくうちの田んぼの田植えが始まりました。16日は撮影取材もあり、カズヨシさんとタモツさんのご指導のもと、3年目ながら初々しい感じの田植えになりました。

逃げないサギ

2023年5月15日 代かきをしていると、耕耘機のまわりに鳥が舞い降りることがしばしば。一定の距離を保ちながら、土の中から出てくる虫をついばんでるみたいです。かなり近い。

コウノトリが来た

2023年5月12日 見慣れない大きい鳥がいるなと思ったら、コウノトリのようです。羽の先が黒い鳥はほかにいない。飛んだら大きくてなかなかの存在感でした。北西30キロほどのところにある豊岡がコウノトリの繁殖地として有名ですが、最近は生息地もずいぶん広…

耕耘機で代かき

2023年5月12日(金) いつもはトラクターを借りて耕耘している、いちばん広い田んぼですが、今年は自分の耕耘機でやってみました。かなり時間はかかるけど小回りがきく分、丁寧にはできるはず。だいたいタテ、ヨコ1回ずつ通って完成!のはずなのですが、モコ…

一面のレンゲ

2023年5月4日 今年初めてレンゲを播いた堂付ヶ鼻の田んぼは、4枚のうち2枚はきれいに咲きそろって見事な花畑に。せっかくなので耕耘を少し後回しにして、ゴールデンウィークに遊びに来た友人家族にも楽しんでもらいました。チョウチョがたくさん飛んでいて、…

緑肥のヘアリーベッチ、来年は...

2023年4月16日 去年秋、初めてヘアリーベッチという緑肥のタネを田んぼにまいてみました。ツルがどんどん伸びてきて、いまはこんな感じに。花がわーっと咲くときれいかなと楽しみにしてましたが、なかなか花が見当たらない。それで分け入って探してみると、…

畦板は便利だけど...

2023年4月11日 最初に借りた田んぼの地主さんが「畦板が余ったので使っていいよ」と声をかけてくれたので、畦塗り予定だった大きめの田んぼにさっそく入れました。畦の内側を掘り返して畦板を差し込んで、埋め戻します。 ここはモグラがいつも畦に穴を開けて…

とにかく排水路

3月28-29日 オズの手前側、小字「堂付が鼻」の田んぼは湿田が多いので、去年に続いて排水路掘りを進めています。まず必要なことは、①山側から湧いてくる水が田んぼに留まらずに流れていくルートをつくる、②必要な水がエリアの田んぼ全体に流れていくルートを…

溝切りからスタート

2023年3月3日(金) あじさいの根元で黄色い福寿草が鮮やかに咲いている。 今年の田んぼの作業は湿田の溝切りから始まった。