栗ひろい

2023年10月4日(水)

「栗がもうたくさん落ちてるで」と通りがかったサクライさんが教えてくれた。コメの収穫を終えてやれやれと思っていたら、次の収穫作業が始まった。少し前に見たときにはまだイガが青いなあと思っていたところだったのに。

 

 

毛原のわが家には、借りている土地の一角に栗林がある。去年はでは以前からの経緯もあって近所のひとが草刈りをしつつ拾ってくれていたが、今年は自主管理に転換したところだった。今年は暑さのせいか、年の巡りのせいか、あまり実がならない木も多かったようだけど、うちの栗の木の下に行ってみると思っていた何倍ものイガが転がっていた。しかもコロコロとしてけっこう大きい。さっそく次女と一緒に栗拾いをすることになった。

 

 

落ちたばかりのイガは見た目の感じの何倍も痛い。でも次女は火鋏と靴の裏でうまい具合にイガを開いて、中身の栗を取り出していく。初めてながら、教えたわけでもないのに、とても上手。こちらはイガを拾う係に徹して次女のところに積み上げていく。結局この日の収穫は7kgほどになった。取りきれてない栗は地面にも木の上にもまだまだある。

 

 

米粒の選別

2023年9月28日(木)

「お米を買ってもいいよ」と言ってくれる友人がたくさんいて、とてもありがたい。1年目は1枚だった田んぼが2年目には(小さいけど)5枚になり、家族分以外はどうしようかと心配もありました。でも収穫後には、何度も注文してくれる家族が次々と現れてくれた。さらに3年目は、早々に完売御礼状態になりました。

 

 

発送にあたって、黒っぽい粒(ヤケ米)などをできる範囲で取り除くことにしている。全体が黒っぽいお米はうまく実らないものだったり、斑点状に黒くなっているのはカメムシが汁を吸ったあとだったり。食べても問題ないといわれているし、自分では食べてしまうとはいえ、うちでも小さい娘は気にする。友人たちもわかってくれるとは思うけど、その家族も食べるだろうし、プレゼントに使ってくれる場合もあるので、できることはしたい。

 

 

ただ、この作業はなかなか大変。米粒を広げてみて目立つ粒を見つけるとピンセットで取り除いていく。残念な感じの粒がどのぐらい混じっているかは、お米のできばえにも左右される。稲が倒れたり、カメムシが多めだった田んぼだと選別するのはけっこう時間がかかる。お金があれば色彩選別機という優秀な機械を導入したいのだけど、当面はこれでがんばります。

 

最後にちょこっと稲刈り

2023年9月23日(祝)晴れ

稲刈りはほぼ終えてはいたけれど、最後にもうひと組、友人家族のために残していた小さな田んぼの稲刈りをした。ずっと手をつけらずにいた手強い湿田を今年春、ひたすら鍬とスコップで排水させたところだ。

 

 

ミニ田んぼはふたつ。ひとつは、なんとか普通の田んぼと同じぐらいの状態に近づいたところ。もうひとつは、排水はあきらめて常に水を張った状態で使うことにしたところ。今年初めに見に行ったフィリピン・イフガオの棚田は常に水を入れているということだったので、勝手ながら「フィリピン田んぼ」と呼んでいた。

 

両方とも5月に同じ友人家族がきれいに手植えをしてくれた。そのあとは農薬を使わずに育ててきたけれど、やっぱり夏場の雑草は強かった。しかも、小さすぎる田んぼは手押しの除草機が掛けにくかった。最初はがんばったものの、途中から除草が追いつかなくなってしまった。とくにフィリピン田んぼは泥が深いこともあってあきらめがちになり、稲が雑草に押される感じになっていた。

 


それでも、それなりに実ってくれて刈り取りが出来たのは感慨深い。合わせて6束ほど収穫できて、軒下で天日乾燥することにした。これで完全に今年の稲刈りは終わり。これから待ってくれているみなさんに順番に届けたいと思います。

 

 

 

 



 

2回目の稲刈り

2023年9月16日(日)晴れ

敬老の日の3連休は友人家族も来てくれて稲刈り第2弾。暑いぐらいのよい天気になって、心配していた田んぼのぬかるみもそこそこなんとかなった。それでも、念のためコンバインは入らない方がよさそうなエリアがいくつかあるので、みんなに手伝ってもらって手刈りをする。やっぱり人数が多いと進むのが早くて助かる。

 

 

刈り取りはサクライさんにコンバインをお願いした。去年は泥にはまってえらいことになったけど、今年は事前の準備とみなさんの協力もあって順調に進む。手刈りした稲束もコンバインで脱穀。ちょうど作業がひと区切り着いたころ、家で遊んでいた子どもたちが「おやつを食べよう」と呼びに来たので休憩に。

 

 

最後は籾の袋を乾燥機がある倉庫に運んで、乾燥をスタートさせてこの日の作業はほぼ終わり。翌朝までかけて24%ほどの水分濃度を15.5%まで落とす。農協に出荷する場合は、保管のために15%以下にしないといけないらしい。うちはすべて直接販売 + 自家消費なので、最初に乾燥の手順を教えてくれたカワセさんが「これで大丈夫。こっちの方がおいしい」と言っていた教えに従う。

 

 

刈り取りを終えた田んぼを眺めてほっとする。

みなさんおつかれさまでした。

 

稲刈り のち 稲刈り

2023年9月10日(日)

毎年9月の第2日曜日は「毛原の棚田体感ツアー」の稲刈り体験会。今年はそのあと、午後に自分の田んぼの稲刈りもすることにした。ひとまずよい天気になってよかった。

 

 

体験会には娘の同級生家族とその友達家族も来てくれてににぎやかに稲刈り。今年は参加者のみなさんもかなり積極的に刈り取ってくれていて、影の主役・JAの若手のみなさん、地元スタッフとともに着々と作業が進みました。

 

うちに戻って3家族でお昼ご飯。きのうサクライさんから少し分けてもらって炊いた新米のおにぎりがおいしくて、子どもたちもたくさんたべてくれた。

 

食事のあとは、農家出身の友だち家族のお父さんにわが家の稲刈りの準備も手伝ってもらう。コンバインが展開するために、四隅や急カーブは先に手で買っておく必要がある。手慣れた人がひとり加わってすごいスピードアップ。

 

 

そして、うちの稲刈り第一弾。いつも通りサクライさんコンバインを借りたが、うちで作業できるのが私ひとりだったので、半分以上運転もしてくれた。こちらは、刈り残しを鎌で刈ったり、籾が溜まる袋を交換したり。途中から運転を代わるが、1年ぶりだとなかなか慣れない。毎年このくりかえし...。

 

 

大きな倒伏もなくこの日を迎えられたのは今年のよかったところ。反省点は、中干し時期の乾きすぎとそのあとの日照りで、取水口から遠い一部に水が行き渡らなかったこと。水不足のエリアは葉が緑のままで、ごく一部だけど籾が黒っぽくなってしまったイネもある。

 

去年は中干しが不十分で、稲刈りの時に乾かすのに苦労した。その分、今年は中干しをしっかりやったのだが、想定以上の日照りもあって地面にかなりヒビが入ってしまった。傾斜地の棚田ということもあって、田んぼに入れた水がヒビからしみこんでドバドバと下の田んぼに流れていってしまった。加減がなかなか難しい。

 

 

 

恐竜公園

2023年9月9日(土)

ここは兵庫県丹波市の「丹波竜の里公園」。

いつも福知山線の車窓から見えて気になっていた。

ようやく来られました。

 

丹波竜のモニュメントや恐竜の骨っぽいデザインの滑り台のほかに、焼きそばとかカレーが食べられる売店と発掘体験ができる場所がある。こじんまりとしているけど、小さい子どもならそこそこ楽しめる。