スズメバチの巣 その後
2023年8月12日
お盆で人の出入りが増える前に決行することにしました。巣の撤去。
夜になってハチたちが寝静まったらと思っていたのに、暗くなっても巣も周りで活発にワラワラしてる。暑さのせいなのか。
車のヘッドライトで照らしてみると、出入り口らしきものも3カ所ぐらい見える。いろいろ話が違うやないか!と思い、サクライさんに電話をするもものの応援に来てくれる感じでもなく、やるしかない状況に。
暗くなっても巣の周りにハチがたくさん
21時ごろ。とりあえず、下に厚手の作業着を着た上に白のカッパ上下を着て、顔のまわりに網がついた帽子をかぶって、厚手の長靴、厚手の手袋の上にゴム手袋、そしてマスク、という格好で作業を始めることにした。
スプレーは3缶(アース2缶と別の会社の1本)を用意して、最初に使うのを右手に、スズメバチが飛び回った時用を左手に、予備を近くに置いておく。
アースのマグナムジェット。取っ手を握って、引き金を引いて銃のように噴射する
まず巣の下まで近づいて右手のスプレーを噴射。
白い薬剤であまりよく見えないけど、一斉にわっと飛び立つわけではなく、頭に1〜2匹ぶつかってきた感触はあるものの、大きな抵抗はない。
1本目はけっこうすぐになくなりそうになったので、左手のスプレーを出入り口に見えた部分に近づけて噴射し続ける。ハチは出てこないようなので、裏側にも回ってもう1カ所の出入り口候補に噴射。
2缶目もだいたい切れたところで巣の様子を見ると、ハチはほぼいない感じに。
近くに用意した柄の長い草刈り窯で巣の根元あたりをガシガシ引っかけると、半分ぐらいに割れて落下。残りもガシガシして落とす。念のための割れた巣にもスプレーを吹きかけつつポリ袋に入れて封をする。
まわりは真っ暗なので、ひとまずこの日はここまで。厚くて暑い装備を脱いでエアコンが効いた部屋でひと息。ちょうどそのころ、ログハウスの宿泊者見回りから帰るサクライさんが見に来てくれて、ちょっと安心する。
翌朝出てみると、大量の息絶えたハチが巣があった場所の下あたりに散らばっていた。
残党が数匹飛び回っているので、残ったスプレーを噴射するとどこかへ飛んでいった。袋に入っていなかった巣の残骸も改めて集めて、ポリ袋に入れておいた巣と合わせて家の裏庭に掘った穴に埋めました。
巣の個々穴を見ると、ひとつずつ卵と幼虫がきれいに入っている。このままさらに増え続けると思うと、早めに除去してよかった。
巣を撤去した跡(まんなかの縦の筋)
今回はいろんなスズメバチ関連のサイトも参考にした。殺虫剤は主にスプレータイプと薬剤入りの餌を食べさせるタイプ。
メーカーの説明は、小さいうちは自分でやってもいいけど、大きいのや見えにくいところにあるのは業者に頼むように、という感じ。今回はギリギリの大きさだった模様。市町村役場によっては、防護服を貸してくれるところもあるらしい。